第52代理事長 近藤 大記
【基本理念】
日々成長
~一歩ずつ前へ~
“青年会議所を青年期に選択したこと”
社会人となり自分の人生の岐路を判断できるようになった時になぜこの選択をしたのか。
仕事ができる時間がなくなるかもしれない。
家族と過ごす時間がなくなるかもしれない。
自己成長・人脈を増やすためなら他の選択肢もあったかもしれない。
偽りなく書けば、今までの活動を振り返ってその不安は否定しない。
私はそれでもなお、この選択に後悔はない。
なぜなら、JCを通して先輩諸兄姉をはじめとする方々に出会い、時には叱咤され、時には持て囃され、時には悔し涙を流し、時にはうれし泣きをした経験が、まがりなりにも成長を感じることができたからだ。
メンバーが明確な目的意識をもち行動することで日々成長する。
メンバーをとりまくすべての人々が成長したメンバーに感化され日々成長する。
成長した人々がひとりでも増えることで魅力ある地域に発展する。
この地域の未来・子どもたちの未来はわたしたちの行動で変えることができる。
山門青年会議所は、旧山門郡・三池郡の青年たちが集まり「山門郡・三池郡5カ町の青年の創意を結集して、郷土の発展と若人の自己啓発を計る」という創始の精神のもと、1975年に誕生いたしました。私たちは、先輩諸兄姉方が、弛まぬ努力と熱い情熱で築きあげられた山門青年会議所の尊い歩みを継承し、社会課題の解決を目指す事業と、郷土への愛情に根ざした運動を通じ、更なる高みへと導き、日々成長させ続けていく使命がある。
【まちづくりについて】
山門青年会議所は、地域の発展を願い郷土の魅力を対外に伝播させるために、様々な見地から事業を通じて運動を興し続けてまいりました。このまちは、交通インフラが整っており、スポーツ施設や文化施設などを有する魅力的な地域です。2027年完成に向けワンヘルスセンターの整備も進められております。このような素晴らしい環境下でも、少子高齢化や若者の地元離れなどを改善することができず、大きな社会課題を抱えております。
「風穴を開けるには多角的な視点をもちつつも狙いを定め一点に集中すること。」
この地域の魅力ある資源は無限の可能性を秘めています。私たちの地域資源が日本を牽引しているものは必ずあります。その資源を通じて、この地域に住み暮らす人びとがこの地域を愛し、この地域に住み続けたいと思えることを目標とし運動を興してまいります。まずはそれらの資源の現状を再認識し、魅力ある資源の認知向上・アレンジを主眼に定めて、この地域の魅力発信を一点に絞り追究することで、社会的課題の解決に取り組みます。
50周年ビジョンで掲げたまちづくり行動指針にある、地域の魅力を発掘し磨き上げることに集中し、世代間の垣根を越えて楽しむ心と、地域を愛する心を育み、眼前に散見する社会的課題に対して真摯に取り組んでまいります。地域に住み暮らす人々が、この地域に住み続けたいと自信をもって誇れるまちとなるように、市民・関係団体・行政・教育機関などと連携を密にしながら、まちの成長を感じることができる運動を展開してまいります。
【子どもたちの成長について】
日本の教育方法と海外の教育方法は根本的に違いがあると言われております。日本の教育方法は、全員が同じ進度で学び平均的な学力の到達をめざして努力を重ねる傾向があります。海外の教育方法は、自分の得意部分と不得意部分を知り、その個人にあった個性を尊重し、興味関心のある分野の可能性を広げていくことを目的として取り組んでいます。AIなどのツールを活用することで答えを簡単に導き出せるようになった一方で、人でしか感じえない感覚や感情に焦点をあて、答えのない問いに挑戦していくことが大切です。
「自分で考えて答えを出すことは、間違いであっても確かな成長につながること。」
私たちの地域では、少子化に伴い小中学校の統廃合が進み、この地域で育った子どもたちが大都市圏への就職をめざして学業に取り組み、地域を支える若者たちが流出している傾向があります。また、AIの発達によって、自分で考えて答えを出すよりも、答えを調べることで、自ら考える力が弱まっている側面も否めません。私の学生時代に残る記憶は、義務教育の統一的な授業や課題よりも、学びの概念が違う自らが考え行動する課外授業でした。50周年ビジョンで掲げた、「好奇心」「探求心」「愛郷心」「厚情心」の4つの心を念頭に、子どもたちが考えて出した答えを尊重し、大人になってからも思い起こせるような事業を通じて、子どもたちが正解のない問いに挑戦し主体的に成長する未来を描きます。
【組織運営について】
JCは、組織であり集団ではありません。集団は単に人が集まった状態をさしますが、明確な目的や役割を持つことはありません。私たちは「明るい豊かな社会の実現」を目標として、「修練」「奉仕」「友情」の三信条のもと、より良い社会をめざし社会的課題に取り組む青年団体です。その基軸をぶれることなく成し遂げるためにも、定款や諸規定などのルールをもとに活動し、個人の考え方や意見によって山門青年会議所のあり方が変化しないように定めています。定款や諸規定の細部は、時代の潮流によって見直しを検討する必要があり、常に時代に合致したものでなければなりません。また、メンバー全員が組織について真摯に向き合い、同じ志と誇りをもって活動していけるように努めてまいります。
JCは、与えられた仕事を遂行する団体ではありません。委員長を中心としてメンバー自ら社会的課題を見つけ出し、その課題解決に向けて議案を構築し、会議で議論承認し、メンバーが一致団結することで事業が生み出される団体です。だからこそ、事業の根幹となる会議運営を大切にし、メンバーが会議に参加しやすい環境づくりに努めるとともに、会議に参加していないメンバーにも、参加をしたいと思える工夫を重ねてまいります。JCの事業や運動は発信をし続けることが何よりも重要です。その魅力が受信者の心に留まるには、伝わるべきタイミングが必ずあります。新たな手法を取り入れることも大事ですが、今ある発信媒体を磨き上げ、時に失敗を重ねながらも、真摯に発信を続けることで、山門青年会議所の歩みを止めることなく、組織としてさらなる成長を遂げてまいります。
【会員拡大について】
日本青年会議所の統計では、活動エリアの人口1万人に対してJCへの入会者数は11人程度だといわれております。地方市町村の人口流出並びに出生率の低下をかかえる地域にとっては、会員数の減少は概ね比例した結果をあらわしております。山門青年会議所は2022年に会員数の減少を懸念して准会員制度を導入いたしました。会員数を増加させることができた一方で、在籍メンバーの若年化や在籍年数が浅いメンバーの増加により、例会や事業などの役割を担う人財が固定化している状態が続いております。入会後のメンバーが率先してJC活動に取り組みたいと思える環境構築を行い、メンバー同士の横の繋がりを通して、活動していくことの楽しさを醸成してまいります。私たちは、40歳までの限りある時間でしか活動をすることができません。40歳で現役を退くメンバー以上に会員拡大を行っていかなければ、山門青年会議所は衰退の一途を辿り、事業を通して社会に貢献する活動も難しくなってまいります。山門青年会議所の運動や活動を入会対象者に対面でしっかりと伝え、私たちが何を目指し、どのような価値を大切にしているのかを理解していただいた上で、理念に共感して入会していただくことが大切です。メンバー一人ひとりが共に活動したいと考えている仲間の情報を積極的に共有し、山門青年会議所の歴史や事業及び運動の魅力を丁寧に伝え、これからの山門青年会議所を担う10名の人財増加を目標に掲げて、仲間とともに力をあわせながら日々成長し続ける組織へとつなげます。
【出向について】
JCは世界規模の団体であり、メンバーの意欲活動次第では、福岡ブロック協議会・九州地区協議会・日本青年会議所・世界(JCI)で活躍することができます。ひとえに出向するだけで仲間や友人を増やすことはできませんが、意欲をもって出向し、意識の高いメンバーと活動をともにすることで、多くの仲間や友人を増やすことができます。出会った人の数が多ければ多いほど、自分の視野が広がったり、自分の意見が言えるようになったり、自分の人格形成の一助となります。山門青年会議所はかねてより、どのような役職であっても全員出向を推し進めてまいりました。今後もメンバーが意欲をもって多くの出会いをもつ機会を提供し、自己成長につながることができるように推し進めてまいります。
本年は、九州地区協議会へ監査担当役員、福岡ブロック協議会へ運営専務、第5エリア担当副会長、そしてアカデミー委員会委員長をはじめ、数多くの役職者を輩出させていただくこととなりました。第5エリアの連携結束を深める最良の機会であり、その中で得られる経験や学びを、メンバー全員で共有しながら、組織の発展につなげてまいります。また、山門青年会議所から福岡ブロック協議会・九州地区協議会・日本青年会議所へと出向して活躍するメンバーを全面的にバックアップし、LOMの成長へとつなげてまいります。
【結びに】
日々、より良い方向へ変化していくことは、私たちの願いであり理想です。そう思いながらも、事実は紆余曲折を経ながら前進せずに後退する日もあります。その経験は貴重な財産となり、自分自身を必ず成長させてくれるはずです。しかし、より良い変化を起こすためには日常生活の中では体験しえない経験が、変革の起点となることが多いと考えます。
JCにはその変革の仕組みがあります。
JCの使命は、「より良い変化をもたらす(運動を作れる)力を青年に与えるために発展・成長の機会を提供すること」です。全てのメンバーが、全力でまちのこと・子どもたちのことを真剣に考えて行動におこすことで、必ず自分自身の成長を実感することができます。
そのような志の高いメンバーを増やすことが、地域の未来を光り輝かせる最良の方法です。
「日々成長」
昨日の自分に挑み、今日の限界を越え、明日を創り出していこう。私たちは、他人と競うのではなく、過去の自分を超えることにこそ、成長があると信じている。
「今日よりも明日を、明日よりも明後日を、より良い未来へと確実に前進させていく。」
それが私たちの使命だ。
未来は私たちが変える。
明確な目的意識を持って挑戦し続けることが第一歩だ。
地域社会から必要とされ続ける“山門青年会議所(人)”であり続けるために一歩ずつ前へ
【基本方針】
- ローカルトレジャー Vol.3の開催
2.プロジェクトYAMATO Vol.3の開催
3.理念共感型拡大会議の実施
4.会員資質向上を目的とした山門塾の実施
5.会員拡大の各月実施と現状報告の実施
6.会員拡大10名の達成
7.まるごとみやま市民まつりへの参画と協力
8.福岡ブロック協議会への参画と協力
9.九州地区協議会への参画と協力
10.第54回福岡ブロック大会(久留米大会)への参画と協力
11.第5エリア合同事業への参画と協力
12.八女・筑後・山門3LOM合同例会への参画と協力
12.(一社)矢部川くすべぇプロジェクト実行委員会への協力
13.かわまちづくり協議会への参画
14.環有明LOM会議への参画


